
パッケージに込めた細工。
パッケージに描かれている変形多面体の図形は組み上げると毬のように多面体の球体になります。グランドシェフ 寺田 豊秋の孫と同じ名前をつけた思いのある商品だからこそ、子どもが喜び、びっくりするような細工にしたい…そんなデザイナーの小さな我儘な発想から今回のパッケージデザインは生まれました。
このパッケージのためにチョイスした紙の素材感と金箔で押されたロゴマークを際立たせる為にできるだけシンプルなものにしようと、様々なアイデアを出した結果です。
今までは多く語らなかったそれぞれのデザイン。ストラスブールではお菓子はもちろんのこと、店舗、パッケージやペーパーバッグのデザインまで全てにお客様から大切なお客様へ、人から人へ伝わっていくおもてなしだと思っています。
-Designer's Voice《デザイナーズボイス》-
最初は遊べるような何か・・。そう、むかし小学館の雑誌に付いていたような紙工作の《ふろく》。そんなものをデザインに入れたかった。でも本格的に《ふろく》にしてしまったら、固いパッケージなので、実際に作ってみようと思ったらとても大変な細かな作業だし、手を怪我してしまう可能性だってある。それでそういったバックグラウンドありきで、図面をそのままデザインとして使うことになりました。 次に一番重要な図面ですが、最終的に毬のような球体にしたいというイメージはパッケージを企画する初期の段階で既に固まっていましたが、誰が見てもそれが球体の展開図だとわかってしまっては面白くないので、考えられる球体もしくは球状の図面を何種類も描き、球とは一番イメージの遠い正三角形と正四角形で出来た図面に決定しました。その後も納得がいくまで図面を何度も書き直しては切って貼って組み立てましたね(笑)。《ふろく》にならなくても、実際に組み立てて多面体の球体にならなければ意味がありませんから・・。人によってはそんなところどうでもいいと思うでしょうが、そういうどうでも良いところでも手を抜かずやってこそ、僕がデザインをするにずっとテーマとして掲げているDesign is Hospitality 【デザインはおもてなし】という心なのです。ここストラスブールのパッケージにはそれぞれに想いを込めてデザインしています。もちろんお菓子にも様々なストーリーや想いが込められています。それぞれのパッケージやお菓子を見てどんな想いが込められているんだろうな?そんな風に見て頂ける事が1番の幸せです。 Designer 鈴木 雅喜

ロゴマークのひみつ。

TERABAUM REYのロゴマークは、商品の波打つ美しい形状をロゴマークとして表現しています。
アルファベットで"R" "e" "y" を組み合わせると商品と同じ3段山のフォルムができあがりました。
-Designer's Voice《デザイナーズボイス》-
商品名の「禮(レイ)」は英語表記ならRay、ローマ字表記ならRei。商品のロゴマークを考えるときは一番にその商品のプロセスや商品への想いから想像できるかどうかを念頭においてアイデアを出します。パズルのように試行錯誤色々と考えているうちに今回の商品である3段の山型が文字の組み合わせできることに気がつきました。ですが、その頃商品名を英語表記にするか、ローマ字表記にするか決定できていませんでした。3段の山型フォルムにするにはローマ字表記では成り立たないのでどうにか英語表記にして欲しいと、またまた我儘を聞いて頂きました。そして実際にタイポグラフィとして整形してみると、"a"よりも"e"の方が形状に無理なくしっくりくるので、英語とローマ字の組み合わせで"Rey"とすることにしました。逆にその事がオリジナルティーが出て結果良かったです。ストラスブールのお菓子にはそれぞれに商品のロゴマークを作っています。人間に例えるとロゴは苗字だと思います。ロゴと商品名が一つになって初めて、しっかりとしたひとつの商品であると、商品達に命を与えているような感覚なんですよね。だから陳列されている商品を見るだけで愛おしく思えるのです。 Designer 鈴木 雅喜
Secret of ...